先日から九州を襲っている豪雨。

大牟田でも避難準備指示が発令されましたが、目立つ被害はなかったようです。


一方で近隣には甚大な被害を被っている地域が多々あり、まだまだ孤立されている方や行方不明者も多数といった状況が続いています。

今後も雨模様が続くようです。

まずはこれ以上被害が広まらないことと、滞りなく救助活動が進むことを願います。


平成28年熊本大分地震に引き続き、大牟田の近隣地域が被災しており、ボランティア活動への参加を考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで活動を始める前にご確認頂きたいことをお伝えします。


多くの方々が様々な場所で発信されている内容で、すでにどこかでご覧になったかもしれません。

ですが焦る気持ちを落ち着けるためにも、今一度ご確認頂ければと思います。


現地に行くことだけじゃない

被災地支援を考えるとき、どうしても「現地へ行かなければ」という気持ちを持ってしまいがちです。

ですが、被災地支援は現地に行くことが全てではありません

現地に行かなくても、物資や支援金という形での支援もできます。


特に被災直後の現場は危険を伴うことから、不慣れな方が現地に入ることは推奨されていません。


求められる支援のカタチは段階によって変化します。

今自分にできること、今現地で求められていること、その両方がきちんとマッチングできているかが重要です。


すでに各地域にボランティアセンターが立ち上がっていて、必要な人材や物資の情報が発信されています。

現地入りするのであれば、事前に十分な下調べをしてください。

そして現地に向かう前には必ずボランティア保険の手続きを取りましょう。

被災地で活動する際には加入が求められます。

現地での手続きは、ただでさえ手が足りない現場への負担となります。

お住いの地域にある社会福祉協議会で手続きができますので、訪ねてみてください。


ボランティアは自己完結が原則です。

交通手段、宿泊場所、食料などは全て準備したうえで現地入りしてください。

ボランティアに必要な道具も、事前に調達するようにしましょう。


参考サイト

福岡県NPO・ボランティアセンター【九州北部豪雨災害ボランティア情報】

大牟田市社会福祉協議会【九州豪雨災害ボランティア活動を考えているみなさまへ】

つなぎteおおむたフェイスブックページ



物資で支援するなら

熊本大分地震でも議論をかもした、支援物資の個人輸送。

渋滞や二次災害を引き起こす可能性があります。

物資の受付窓口(自治体や各団体)を経由して支援するようにしてください。

避難所や被災地域が直接物資を受け付けている場合もあります。


注意して頂きたいのが「これがあったら便利かも」という気持ちで受け付けている物資以外のものを送ることです。

それはあくまでもこちら側の想像でしかなく、現地で本当に必要とされているかどうかはわからないからです。

また、必要とされるものは各避難所によって、タイミングによって異なります。

送る前に必ず情報を確認するようにしてください。


必要とされているものを、わかりやすい状態にし、適切な手段で輸送する。

それが物資支援において最も重要なことです。


参考サイト

朝倉市【大雨による災害に関する支援物資の受付について(H29.7.9 20:00現在)】

日田市【豪雨災害に関する支援物資の受付について(平成29年7月9日8時30分現在)】

うきは市【朝倉市、東峰村及び大分県日田市における豪雨災害の救援物資受付における受付可能な物資の変更ついて(お知らせ)】

東峰村フェイスブックページ



行動に移す前に

被災地への支援活動はとても息の長いものです。

今日明日に終わってしまうものではありません。

長く支援するためにも、今焦って駆け出さないでください。


まずは何よりも正確な情報を確認することです。

このような緊急事態の際は情報が交錯します。

いつ誰が、どの立場で何をもとに発信した情報かを必ず確認しましょう。


被災地に求められているのは、支援にかける熱い想いではありません。

冷静な判断、行動、そして現地に寄り添う心です。

「支援したい」というあなたの気持ちが最優先ではないのです。


居ても立っても居られないお気持ち、よくわかります。

困っている人がすぐそこにいるのに、何もできないなんて歯がゆいですよね。

でもだからこそ、あなたのその優しくて温かい気持ちがちゃんと活かされるようにして頂きたいのです。


急がば回れ、です。

行動に移す前にしっかりとした情報収集、そして必要な準備を行ってくださいね。



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