気付けば4月も下旬に突入。
あっという間に楽しいGWがやってきますが、ずっと仕事する予定です。
みなさん美味しいはんばぁーぐを食べに来てくださいね。

思い出と後悔

3月に愛猫キキを亡くし、悲しみに溢れていた我が家。
悲しい時こそ楽しい時間を大切にしてほしいから、春休みは娘たちとの時間を沢山作ってお出掛けしました。


前回の記事にも書いていましたが、一番心配だったのは家族の中でも特にキキを可愛がっていた次女のこと。

次女は悲しくてたまらないはずなのに、火葬場へもついてきて最後まで精一杯生と死に向き合っていました。


遺品の首輪を手首につけて、遺骨をペンダントにして、どこへ出掛けるときもキキと一緒。

キキが好きだった段ボール箱にはマジックで”キキの家”と書いて、中にはキキとの思い出の品が。

毎日のようにキキの夢を見たよと教えてくれる彼女の中には、色んな思い出と後悔が入り乱れていたのではないでしょうか。


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いつでもそばに

「昨日ね、ついうっかりキキに話しかけそうになっちゃったんだよー」

キキを亡くして2日ほどたったころ、次女がそんなことを言ってきたのです。

だから私は、いつでも話しかけていいし四十九日までは近くにいるって言われているんだよと伝えました。

すると次女は嬉しそうに言うのです。

「あと47日くらいは一緒にいられるんだ!」


実はキキが亡くなる10日ほど前に、次女との何気ない会話の中で猫の寿命の話になったんです。

「猫の寿命は20年くらいなんでしょう?キキは今5歳くらいだから、あと15年くらい一緒にいられんだよね。」

私はこの話を聞いて、あと15年も一緒にいられるのか~なんて思ったのですが、次女は違いました。

「あと15年しかないんだね、短すぎるー。」

10歳の彼女が15年という年月をそんな風に感じるなんて思ってもいなかった私。

キキへの深い愛情が伝わってきた瞬間でした。


だから、あと47日という次女のカウントダウンがどうしようもなく切なく思えて。
(そもそも次女に四十九日の話をしたのは私ですが・・・)

いつでもキキをすぐそばに感じられるようにしてあげたいと思ったとき、ある人の顔を思い出したのです。

それは、長崎でライターとしても活動されている羊毛フェルト作家さんの顔。

その方は以前ブログで、メモリアルドールの制作依頼も受けていることを書かれていました。

人気の作家さんで、タイミング次第ではかなり待たないといけないようなことをおっしゃっていたので、納期が気になりつつも早々に問合せのメッセージを送付。

すると、たまたまスケジュールが空いたタイミングということで、四十九日前に届けていただけることに!

早速次女と一緒にサイズやポーズを決めて、すぐに制作をお願いしました。


おかえりなさい

そしてオーダーから約3週間。

長崎から我が家に届いた小さな小包。

次女と一緒に封を切ると、可愛い可愛いキキが大切に包まれていました。

細部までこだわって再現して下さっていて、まるでキキが帰ってきたような感覚に。

私たちは思わず、キキがいつもお昼寝していた場所へ連れて行きました。


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口元の模様が少し歪んでいるところや、左手だけ黒で残りは白いところなど・・・本当にキキそのもの。

世界にたったひとつのキキのお人形。


そして我が家には、次女と変わらないくらいキキを愛していた子が。

それは相棒猫のねねちゃん。


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キキが亡くなってから毎日毎日家中を探し回っている姿に、家族みんなが切なくなっていました。

そのねねちゃんが、キキのお人形を見つけると迷うことなく近づいてきて・・・


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何かを確かめるように、そして愛おしそうに鼻先でキキの頬をさするのです。

何か匂いをつけているわけでもないのに。

他のお人形にはこれっぽっちも見向きもしないのに。

どうしてわかるのか不思議でたまりませんが、ねねちゃんもキキが帰ってきたと感じたようでした。


今お人形のキキは、次女が作った”キキの家”に住んでいます。

きっと次女も、そしてねねちゃんも、生涯大切にしてくれることでしょう。


お忙しい中超特急で制作を引き受けてくださり、我が家へ再びキキを連れ帰ってくださった羊毛フェルト作家のかのぽむさんに心から感謝です。

本当にありがとうございました。


かのぽむさん公式Blog
https://www.kanopom.com/