サッカーのルールも選手もよく知らない私ですが、今季W杯には想うことが山ほどありました。
きっと今だからこそ書けるその想いを、ここに残しておこうと思います。
4年後のために。


※にわかは引っ込んでろというコメントは受け付けておりませんので悪しからず

信じていた勝利

7月3日午前3時。
どれほどの人がリアルタイムでこの死闘を観戦していたのでしょうか。


対戦相手は世界3位の強豪。

日本は61位。

『勝てるわけがない』

それは当然の評価だったのかもしれません。


それでも私は、にわかファンであるにも関わらず、家族が寝静まっている中ひとり観戦していました。

それは何故か。

にわかファンが故に、勝つ可能性を信じる気持ちが強かったからだと思うのです。


サッカー用語はほとんどわからない。

選手さえ、ベテラン組くらいしか知らない。

そんな私だから、世界と日本のレベルにどれほどの差があるかなんて、知るはずもありません。


だから私は、信じていました。

日本が勝つことを。

そしてその瞬間を、この目で見てみたいと思ったのです。


いいじゃんにわかでも

先日妹が出産し、里帰りしている最中に開幕したW杯。

スポーツ好きの父と義弟に加わって、私も各国の試合を観戦し始めました。

私がW杯を観ていたのは、サッカーを教えてくれる家族の存在があったから。


それともうひとつ。

“日本を代表する選手たちが戦う姿”を見たかったから。

それはオリンピックで日本を応援するのと変わらない感覚です。


サッカーファンの中には、W杯のときだけ騒ぐにわかファンにあまりいい感情を抱かない人もいるかもしれません。

でも応援する対象が自国なんだから、スポーツの種類を問わず、日頃の熱量を問わず、みんなで応援したらいいじゃん、と私は思います。

そこからまた新たなファンが生まれることだって少なくないはず。

最初は誰だってにわかでしょ。


だからいいじゃんにわかでも!


にわからしく純粋に

SNSが普及し、著名人に対して誰でも気軽に意見を届けられる今の時代。

日本代表選手たちのTwitterには、日々辛辣な言葉が投げかけられていました。

『ちゃんと仕事しろ』
『結果を残してから言え』

試合中にミスでもしようもんなら、それはもうここぞとばかりに。


その辛辣な言葉への反論には、更に反論。

『日本は優しい方』
『国の代表なんだから、ミスして批判されるのは当然』

その感情は、私には理解できません。

ファンだから?熱量があるから?何を言っても許されるの?

ミスをして一番辛く苦しい思いをしているのは、本人なのに。

到底知り得ないほどの、とてつもない重圧の中でプレーしているのに。


選手たちに攻撃的な言葉を吐くのはお茶の間の中だけにしてよ、と思うのは私だけではないはず。

そんな気持ちになったからこそ、私はにわからしく純粋に、最後まで日本を信じて応援すると決意したのでした。


死闘の観戦を終えて

サッカーに疎い私でも、連日の報道でベルギーの強さは知らざるを得ない状況に。

それでも前日のロシア対スペインや、予選の韓国対ドイツなど、格上相手に勝利を収めた各国の試合を観て、日本もまた、この試合を制してくれると信じていました。
(サッカー用語でジャイアントキリングって言うんだって)

試合終了のホイッスルが鳴る瞬間、最後の最後まで、信じていました。



しかしその直前で決まってしまった敗退。

崩れ落ちていく選手たち。

ピッチを叩きつけて悔やむ昌子選手や、堪えきれない涙を拭っている乾選手。

彼らを抱き寄せるチームメイト、健闘を讃えるかのように声を掛け、肩を叩いていくベルギーの選手たち。


それは、たとえにわかの私であっても涙なくして見られない光景でした。(まさににわか、とも言われそうですが)

にわかの私がここまでのめり込んでW杯を楽しめたこと、それはとても素敵なことではないでしょうか。

きっと私みたいな人は他にもたくさんいるはず。

そしてそれはきっと、日本のサッカー界を益々盛り上げることへと繋がっていくはずです。


西野監督は試合後の会見でこんなことを言っていました。

『4年後、このチャレンジが正解だったと言えるサッカー界にしてほしい』

目の前の試合だけじゃなく、先の試合を、そしてサッカー界の未来を見据えてここまで進んできた西野監督。

心からの敬意を表するとともに、サッカーを知らないにわかをも感動させるチームを作り上げてくれたことに感謝したいです。

もちろん代表選手全員にも!


ありがとう!

にわかだったからこそ信じていた、にわかにも関わらず最高に楽しめた。

2018W杯は、そんなひとときでした。

機会があれば(多分ありそうなので)Jリーグの試合も観に行ってみたいですね。


と、まだまだW杯自体は続きますので!

ベルギーはもちろん、素人目に見ても強さが伝わってくるフランスや、自国開催で格上相手にベスト8進出を果たしたロシアなど、引き続き各国の試合を観戦します!


きっと日本が決勝Tに進出していなかったら、最後まで見届けたいとは思わなかった気がするんです。

日本があれだけの死闘を繰り広げてくれたからこその気持ち。

その気持ちを大切にすることが、日本代表チームへの1番の“ありがとう”になると思うので、決勝までW杯を満喫します。

今日の負けが、日本サッカー界の未来を作った…そう言える4年後がくることを楽しみにして。


ありがとうSAMURAI BLUE!!!



▼ベルギー戦を終えた日本チームのロッカールーム。
綺麗に片付けられロシア語で「ありがとう」のメッセージが置かれていたそうですよ。
まさに日本の誇りとも言える選手たちでしたね。
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(FIFAのジェネラルディレクターを務めるプリシラ・ジェンセンズ氏のTwitterより)